自分が健康なだけじゃダメ

しばしば「健康は最高の財産」だと言われます。
でも清水由貴子さんの一件を見てしまうと、自分が健康なだけじゃいけない。
家族の誰かひとりでも大病してしまうとダメなんだ、ということを再認識しました。

『結婚せず家族を支え続けた清水由貴子さん…悲しい死』
『清水由貴子さんの妹 まさかの自殺に憔悴…』 (ともにSponichi Annex)

誰だってなりたくて病気になるわけじゃありません。
病気になった家族に罪はありません。
でもそれゆえに、看病する側も半端な支えかたは許されない。
死に物狂いでやるしかない……。

それで治る病気ならいいけれど、不治だとやがては一家全員が不幸になってしまいます。
清水さんのように結婚まで投げ出して、幸せをなにもかも犠牲にして……。
それでも追い詰められて、身体の悪い家族だけを残すわけにもいかなくて、一緒に命を捨てようとしなければならなくなるのは、あまりに悲しすぎます。
ガスの発生を報せる書き置きまで残せる人だから、こんな結末を選ぶしかなかったのでしょうか?

こういう分野での日本の福祉は手厚いとは言えません。
核家族化か進行して、大家族が交替で病人を支えるというのも難しい。
社会も自助努力の名のもとに弱者を突き放しがちです。

でも親を大病させずに看取り、自らも健康なうちに旅立てる人なんて、ほんの一握り。
清水さんの身に起きたことは、決して特別じゃありません。誰にでも起こりうること。
だから清水さんの苦労や悲しみは私にもしのばれるし、涙を禁じ得ないのです。
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by keibi-in | 2009-04-26 00:21 | 雑感  

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