木星のように
警備の仕事を辞めたくなることは間々あります。
客の理不尽なクレーム、無茶を通すクライアント、会社の姿勢への疑問……。
仕事上納得のいかないことは多いですが、これらはどの職業でも大なり小なりつきまとうこと。
辞めたくなるのも、警備ならではの理由ではないのです。
自分が役に立っているかわからないという、ありふれた理由のせい。
自分はいてもいなくても一緒じゃないか。
どうせ誰でも替えがきく。
客はもちろん、クライアントからも、会社にすら当てにされてない……。
そんな気持ちを持て余しかけていたとき、この記事を目にしました。
『木星、彗星を捕獲して衛星にしていた』 (ナショナルジオグラフィック)
木星が恒星になり損ねた星だというのは知ってました。
木星まで太陽になっていたら、きっと地球に生物は存在しえなかったのでしょう。
が、それだけでなく、まさかバリアの役目まで果たしてくれていたとは。
木星はただそこにあるだけに見えます。
人によっては、存在を顧みる機会すらないでしょう。
元から存在していないのと同じかもしれない。
でも実際は、はかりしれない恩恵を与えてくれています。
結局、私は警備の仕事が気に入ってしまったようです。
木星のような警備員になりたいと、憧れてしまうのです。
ホルストを聴きながら、そんなことをつらつらと考えてしまう長い夜。
客の理不尽なクレーム、無茶を通すクライアント、会社の姿勢への疑問……。
仕事上納得のいかないことは多いですが、これらはどの職業でも大なり小なりつきまとうこと。
辞めたくなるのも、警備ならではの理由ではないのです。
自分が役に立っているかわからないという、ありふれた理由のせい。
自分はいてもいなくても一緒じゃないか。
どうせ誰でも替えがきく。
客はもちろん、クライアントからも、会社にすら当てにされてない……。
そんな気持ちを持て余しかけていたとき、この記事を目にしました。
『木星、彗星を捕獲して衛星にしていた』 (ナショナルジオグラフィック)
木星が恒星になり損ねた星だというのは知ってました。
木星まで太陽になっていたら、きっと地球に生物は存在しえなかったのでしょう。
が、それだけでなく、まさかバリアの役目まで果たしてくれていたとは。
木星はただそこにあるだけに見えます。
人によっては、存在を顧みる機会すらないでしょう。
元から存在していないのと同じかもしれない。
でも実際は、はかりしれない恩恵を与えてくれています。
結局、私は警備の仕事が気に入ってしまったようです。
木星のような警備員になりたいと、憧れてしまうのです。
ホルストを聴きながら、そんなことをつらつらと考えてしまう長い夜。
by keibi-in | 2009-10-11 02:52 | 雑感