駐車券紛失

夜の駐車場警備でのこと。
年配の同僚が長時間ひと組のお客様にかかりっきりになっていました。
聞いてみれば、駐車券の紛失だとか。
同じくご年配のお客様と一緒になって、来た道を探したりしてたみたいです。

私は巡回の途中でしたので、続きに戻りました。
で、十数分後に同じ場所を通ると……まだやってる(汗)。

しかもお客様はヒートアップする一方。
お連れの奥様とお孫さんとおぼしき方も困惑顔を隠せません。
一旦精算機の前に車を回して、紛失手続きをして、その精算額に
「ボッタクリじゃないか!」



半日の駐車で5千円の請求ですから、気持ちはわかります。
でも規則ですから、私も同僚もどうしようもありません。
駐車券の紛失に関する注意書きは、あちこちにくどいほどしてあります。
紛失しないようにきちんと管理していただくしかありません。

結局お客様は車をまた駐車スペースに戻しました。
さりとて何かできるわけもなく、そこらを意味もなく歩いたり、場内で車を走らせたり。
重ねてご説明は申し上げたのですが、どうにも納得していただけません。
「二度と来ない!」と怒声をあげてまた精算機に車をつけたかと思えば、バックで戻ってきます。
これではさすがに他のお客様のご迷惑。
奥様は申し訳なさそうにこちらをチラチラ……。

とりあえず応対は同僚に任せて、私もお客様が来たという道を戻ってみました。
こういうときは、これの出番です。
「私物の超ミニ懐中電灯~!」(ドラえもんの例の効果音)

キーホルダータイプのもので、警笛吊りにつけて使ってます。
なんで備え付けのしっかりしたやつを使わないかって?
事務所まで遠い上にクライアント側に断りを入れないといけないので、面倒臭いんですよ(汗)。
あれだけ探していて見つからなかったので、無理だろうと思いつつだったんですが……。
ありました!

記載の入庫時間がお客様の話と一致しています。
アスファルトに貼りつくみたいにぴったりと、裏返しに落ちていたんですね。
見事な保護色でした。年配の同僚とお客様には見分けにくかったんでしょう。

駐車券をお返しすると、途端にあれだけ不機嫌で落ち着きのなかったお客様の態度が一変。
嘘のように晴れやかな表情でお帰りになりました。

最後に奥様が縮こまるようにしてお辞儀なさっていたのが印象的です。
普段からご苦労なさってるのかもなぁ……(汗)。
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by keibi-in | 2009-11-13 06:21 | 警備  

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