苦手な業務

施設警備の業務のひとつに持物検査があります。
デパートやスーパー等で働かれたことのあるかたはご存知でしょう。
ウチの会社では持検(もちけん)と略してます。

施設の性格によっては持ち込みも含まれますが、多くは持ち出しが対象です。
商品を不正に持って帰ったりしてないかを確かめるわけです。
私もたまに担当しますが、正直、気が重いです。あまりやりたくない。

人様のカバンの中を見るのは、やっぱり抵抗があります。
女性のバッグなんかはなおさらです。
でも本当に苦手なのはそこじゃなく、もし不正が発見されたら……ということ。
これは内引き(店員による万引き)になるわけで。



親しいかどうかは別にして、基本的にみんな同じ職場の人たちです。
不正が露見すると、相手だけでなく、こちらも気まずい。

仮に店による処分が寛大だったとしても、辞める人が大半です。
そうでなくても、互いにそれまでの関係ではいられなくなります。
なにかあるたびに疑ってかからなければいけなくなるのもつらい。

抜き打ちの持検だと、「しまった」って顔に出ちゃう人が稀にいます。
もうね、そういうときは引き返して商品戻してきてくださいと。
警備員にあるまじき考えかもしれませんが。
持ち出す前ならまだギリでセーフですし、被害を防ぐのが仕事ですから。
もちろん以降はやっちゃダメですよ!

私が担当のときには、何事もないよう祈りながら検査を始めます。
警備員だって、こういうのは嫌いなのです。
[PR]

by keibi-in | 2010-04-12 01:12 | 警備  

<< ファイヤー! 十階のモスキート >>