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雨天の運転

この2日ほどは梅雨を先取りしたような天気でした。
駐車場の警備中、ヒヤリとする光景を何度か目にしました。

車・バイクの雨天走行時の注意点というと、
真っ先に視界やブレーキ性能、路面状態の悪化が挙げられます。
これらは言うまでもなく危険要因ですが、
同じぐらい意識していただきたいのが歩行者の挙動の変化

横断歩道でなくても歩行者が頻繁に横断するポイントはあります。
ドライバーのかたならよく通る道のそういった場所は頭に入っていると思いますが、
イメージができあがっているほど雨天時には危険だったりします。
たとえば普段なら考えられない場所から飛び出してきたり、
車道に出たあとに奇妙な動線を描いたりと、まるで違う動きをすることがあるからです。

傘を持っていない歩行者は、濡れたくないあまり
いかにコースをショートカットするかだけを考えがちです。
普段なら危険とわかっている場所でも見切りで走ったりしますし、
傘があれば視界が狭められていたり、風で煽られたりもします。
帽子を飛ばされて咄嗟に追うなんてことも。

さらに水溜まりをよけたりするので、まっすぐ歩いてくれると限りません。
転倒の可能性も上がっていますし、足下に気を取られているぶん、
周囲への注意は散漫になっています。

徐行が基本の駐車場内でも油断は禁物です。
駐車場では晴天でも車両や障害物の間から歩行者が飛び出しがちですが、
なおその確率が上がります。短距離だからと傘があっても差さずに走る人は多い。
駐車場内でも結構なスピードを出すドライバーは間々見掛けますが、
雨天の日は特に、くれぐれも慎重な運転を心掛けてくださいね。

by keibi-in | 2010-05-25 00:59 | 雑感  

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