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地域パトロールのステッカー

先日起きた痛ましい事件について、このような続報がありました。
『交際相手の恨み、幸せそうな親子に 大阪の女児刺傷で女供述』 (msn産経ニュース)

容疑者の自己中心的にして支離滅裂な発想もさることながら、
軽トラックで路上生活していた容疑者は被害者宅前の路上に駐車することが多かった
という点が強く引っ掛かりました。

施設近辺に駐車して、特に交通の妨げになっているわけでもないのに
警備員に退去を迫られた経験のあるかたはいらっしゃるでしょう。
あれには同じようにして停める人が続くのを避け、
事故を誘発する状態を解消したり、犯罪の下見等を防ぐなどの意味合いがありますが、
このケースでも駐車の時点で着目できていれば、あるいは……と思うのです。

近年、地域パトロールのステッカーをつけた一般の自転車などが増えましたが、
ぶっちゃけその多くに周辺への警戒をめぐらしている印象はありません。

警備員が防犯に有用とされるのは、「見る」そして「見られる」プロだからです。
ちゃんと見ているよ、という姿を見せるところに意味があります。
ボランティアの皆さんに過大な負担を強いることはできませんが、
ただ漫然とステッカーを配布しても効果を期待できないことはご理解いただければと思います。

by keibi-in | 2010-06-07 01:08 | 雑感  

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