人ならざる者たちへ

人として最低の行為を働く輩がいます。
いや、こんなことをする者は人と認めるに値しない。
動物にさえ仲間を思いやれるものがいるというのに、それ以下です。

『御巣鷹荒らし頻発、短冊や千羽鶴切り刻む』 (YOMIURI ONLINE)

あるいは興味本位で現場を訪れた者が、冗談半分にやったことかもしれません。
でも、被害者のかたがどれだけ恐ろしい目に遭い亡くなっていったか、
機のスタッフが絶望に置かれてなおどれだけ懸命に乗客を救おうと努力したか、
救出にあたった皆さんが当時未整備の劣悪な環境でどれだけ心を砕き身を粉にしたか、
わずかに生き残った方々がどれだけの地獄を見て、
そして被害者の遺族がどれだけの悲しみに打ちひしがれたか……。
少しでも想像できるなら、こんなことは絶対にできないはずです。
犯人は事故関係者のすべてを侮辱しました。唾を吐きかけ、踏みにじりました。

520もの命に、失われなければならない理由などどこにもありませんでした。
「520」と書いてしまえば、ただの数字。だけど違う。
ひとつひとつにお名前があり、ご家族がいて、生活があった。
すべての人が、泣いて笑って、懸命に生きていた。ずっと生きていたかった。
その無念を……。

許せない。
犯人を口汚く罵ってやりたい。最悪の言葉さえ投げつけてやりたい。
でもそれでは被害者と遺族の皆さんをも貶めてしまいます。
既に十二分に苦しみ抜いた皆さんの心をかき乱す権利は誰にもありません。
間もなく事故から25年。もう穏やかに過ごされて欲しい。
だから犯人には一言だけ。

人間なら、恥を知れ。
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by keibi-in | 2010-06-09 00:17 | 雑感  

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