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もっと厳格化してもいいのでは

昨年末の佐世保での猟銃乱射事件を受けてでしょう、銃などの所持許可について、欠格理由を追加する動きがあるそうです。(関連記事・毎日jp
これによると、次のような人たちについて、新たに銃の所持を認めなくする方向らしいのですが……。

・銃や刀剣を使わなくても殺人などを犯した人間
・ストーカー
・DVを行った人間
・自殺志願者
・経済的破綻者

ということは、これらの人たちはこれまでは申請すれば許可されてきたということですよね。
ありえないです、はっきり言って。特に1番目なんか。
殺人犯が銃を持てたなんて、凶器が何だったかの問題じゃないでしょう。
そんなのも制限してなかったのかと思わずにいられません。



日本ではごく一部の人たちを除いて、生きていくのに銃は必要ありません。
また銃を用いた犯罪が起きた場合、一般の人間はあまりに無力です。
最近はテレビでよくホームセキュリティのCMを見かけますが、ああいったものを設置していたとしても対処は難しいからです。

仮に猟銃を持った何者かが、ホームセキュリティのある家に侵入してきたと仮定しましょう。
警備員の到着までに早くて10分程度(法律では25分以内と規定)を要します。
相手の目的が家人に危害を与えることだった場合、これでは間に合いません。
また銃で武装している相手に1~2名の警備員で太刀打ちできるはずもないです。
(ホームセキュリティは窃盗や火災・ガス漏れの防止に重きを置いたシステムです。それらについては充分効果を期待できますので誤解なさらないでくださいね)

となれば、所持許可のほうを厳格化するしかありません。
追加が検討されている項目だけではまだ心もとないです。
数年ごとに身辺調査や精神科の鑑定を必要とする、銃弾も最低限の数以外は警察署で保管するぐらいのことはしてもいいのではないでしょうか。
銃を所持する人たちにとっても、厳格であったほうが偏見を避けられるなど、メリットがあると思うのですが。

by keibi-in | 2008-04-04 12:26 | 雑感  

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