新幹線に催涙スプレーって
『女性乗務員に催涙スプレー、東海道新幹線で防犯対策』 (YOMIURI ONLINE)
意図はわかります。
「催涙スプレーを持っている」とアピールすることで犯罪を抑止したいのでしょう。
でももし万が一にでも、電車みたいに閉鎖された空間で催涙スプレーを使ったらどうなるか……。
室内で使えば数日は入室できなくなる上に、何か月か経っても使ったあたりに近付くと涙が出てくる。
催涙スプレーというのは、それぐらい強力なものです。
まして個室トイレなんて、使った本人もダメージを喰らうのが関の山でしょう。
護身術を習得させるほうが良いのではないでしょうか。
護身術というと、格闘技や武道を連想して、難しく考えられがちです。
でも護身術にはルールや反則というものがありません。
要は危険から逃れられればいいのです。
たとえば踵で相手のつま先を踏むとか、相手の指(手ではなくて指)をひねりあげるとか、そういった動きが中心になります。
それらを身体で覚えておいて、咄嗟のときに出せるようにしようというものなので、さして難しいものでも、体力的にハードなものでもありません。
関心のあるかたは、教えているところを見学してみるといいですよ。
それにしても、新幹線内で暴行とは、物騒になったものです。
あれだけ駅間の時間が長いと、暴漢にとっては密室同然なんでしょうね。
駅だけじゃなく、電車内にも警察官や警備員を配置しないといけない時代になってきてるのかもしれません。
やれやれ……。
by keibi-in | 2008-11-17 00:56 | 雑感