やんごとなきお客様
5歳ぐらいの男の子がひとりで場内を走り回っています。
このままだと危ないかな、保護してあげないといけないかな、と思っていたとき。
「ぼっちゃま! 危のうございます、おぼっちゃま!」
見れば20代中盤から後半ぐらいの男性が追いかけてきます。
服装はふたりとも、至ってカジュアル。
特に富裕層という風情ではありません。
男の子に追いついた男性、
「あまり心配させないでくださいませ」
映画なんかで召使いが主人に話すときの、あの感じそのものです。
その身なりと言葉遣いのギャップと言ったら……。
最初はどこの宮様かと思いました。
いや、高貴な方々が出入りするような場所じゃなかったですが。
一体どういうお客様だったんだろう……謎だ。
by keibi-in | 2008-12-09 01:56 | 警備